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- 人工的な放流や外国からの移入種、さらには生息地の改変などにより、魚類相は大きく変化しています。地域の魚類相や貴重種の保全のためには、これらの現状を正確に把握することが重要です。そのため当社では、河川などの比較的大きな水域から、湿地や細流といった規模の小さい水域に生息する様々な魚種、及びそれぞれの生育ステージに対応できるような投網やトラップなどを用いた採集や観察に務めています。さらに判別の難しい種の同定に関しては側線鱗数や棘、軟条の計測といった手法により、精度の高い調査を行っています。
- 一般採集
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- 魚類調査で一般的に行われる採集方法は、タモ網やU字網、投網などを使用した方法です。これらは水深が比較的浅いところでの調査に適しています。ときには、釣りによる調査も行われます。
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タモ網 | 投網 | |
- トラップ調査
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- トラップや仕掛けを使用した調査方法です。かご網やセルビン、筌などを使用します。また、前述のタモ網やU字網、投網などは水深が深いところでの調査には適さないので、刺し網、はえなわなどが主に使用されます。
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