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- 私たちの周りの川や池には、ザリガニ、カワニナといった甲殻類や貝類、また、ホタルやトンボのような昆虫類など、様々な生物が生息しています。これらは水質の状態を敏感に反映する、指標生物として注目されています。水辺の自然を保全するためには、指標生物を含む生物相を詳しく把握することが重要です。そのため当社では、採集した標本を最新の情報や信頼のおける資料を駆使して分析するように務めています。
- 一般採集
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- 水生生物は、河川や水田の小川など(流水)や、池や湿地など(止水)、様々な環境に生息しています。一般採集では、これら様々な環境に生息する水生生物を正確に調査するため、サーバネット・金笊・タモ網・U字網などを用い、それぞれの環境に適した方法で採集を行います。
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タモ網 | 金ザル | |
- 定量調査
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- 調査の対象となる沢や河川などに、30cm×30cmや50cm×50cmのコドラートを設置します。そして、サーバネットを用いて、コドラート内に生息するすべての水生生物を採集します。
確認された水生生物相の構成から、水生生物の環境に対する指標性を用い、調査地の水質を生物学的に判定します。
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サーバーネット | | |
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