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植物

  1. 植物相

     環境庁の植物目録に掲載されている8千種あまりの植物のうち、ひとつの開発地域には数百種類が生育しています。地域ごとの植物相の特色を捉え、貴重種の分布状況を明らかにするため、私たちは様々な環境を踏査して、可能な限り全種類をリストアップするように務めています。

    • 踏 査
       森林や草地、岩場、河川など、それぞれの環境に適応したさまざまな植物が生育しています。出現時期や花期を考慮しながら、全ての環境を網羅するようにして歩き回り、確認された種をリストアップします。急峻な崖を調査する場合には、ザイルを用いて懸垂下降を行うこともあります。
       
       
  2. 植 生

     調査対象地の生態系を理解するには、生物依存関係の基盤となっている植生の解析が不可欠です。大まかな相観からではなく、コドラート調査や土壌断面調査を行い、十分な数のサンプリングデータを用いた表操作による植物社会学的手法により植生を把握することが、科学的根拠に基づいた自然環境保全への道を拓くと私たちは考えます。

    • コドラート調査
       ブラウン=ブランケの全推定法に基づいて、群落に応じた大きさのコドラートを設置し植生調査を行います。小さな実生もおろそかにせず記録して、精度の高いデータにすることが大切です。
       
       
      踏 査コドラート調査
      踏 査コドラート調査


  3. いわゆる貴重種

     単に放置するだけでは保護できません。保全地域の設定や管理、そして移植措置などを適切に行う必要があります。私たちは保護の対象となった植物の生態を考慮するとともに、自生地の環境を正確に把握して、地域特性に応じた方法を用いています。
     
     
    フクジュショウエビネカワラノギク
    フクジュソウエビネカワラノギク
    レッドデータブック
    絶滅危惧II類(VU)
    レッドデータブック
    絶滅危惧II類(VU)
    レッドデータブック
    絶滅危惧IB類(EN)


 
    
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